ノベル版 僕の職場のサキュバスみたいなお姉さん

僕の周りのサキュバス
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●漫画版

●支援サイトにてイラスト追加版を更新中

ノベル版 僕の職場のサキュバスみたいなお姉さん|ハヤアルキ|pixivFANBOX
クリエイターの創作活動を支えるファンコミュニティ「pixivFANBOX」
【オリジナル】 僕の職場のサキュバスみたいなお姉さん - ハヤアルキ色々置場 (早亜ルキ(ハヤアルキ))の投稿|ファンティア[Fantia]
カラーイラストを漫画風に編集したものです。初期プロットを小説風に編集し、イラストをつけたものも公開します。随時更新予定

1

 カタカタとキーボードが僕の指の動きに合わせて音を立てる。煌々と部屋の明かりは眩しく煌めくが、すでに外の景色は真っ暗で、明かりもなにもありはしない。

「あー、あと少しなのに終わんないっ!」

 イライラとした口調で僕の向かいの机で荒々しく音を立てる女性がいた。先輩のアリミさんだ。

「ねぇー、そっち終わりそう?」

「あと少しです」

「つーかまた深夜まわってんだけど!最悪!」

 たまりにたまったストレスをぶつけないとこの時間仕事をやるモチベーションを保てない。それは誰でも同じことだった。
 我が社ブラック社は、名前の通りひどい職場で週に何度かこのような残業が発生し、ひどいときは帰ることもできず、会社の仮眠室、いやもともとはただの倉庫だったのだがあまりにひどい残業が続いたため、このように仮眠室に作りかえられてしまったあわれな倉庫に寝泊まりして、そのまま出勤をすることもある。

 カターンと、大きな音を立て、その後椅子を引く音が響く。

「終わったー!!!」

 僕とアリミさんしかいない2人の部屋に声が響いた。
 アリミさん。入社5年目の先輩OLお姉さん。声が大きく裏表なくはっきりした性格の僕の先輩だ。
 彼女はがたんと立ち上がり大きく伸びをする。バキバキと関節の各所が音を立てているのが聞こえてくる。

「そっちは終わるー?」

「もーすぐです」

 様子を見に僕のパソコンを覗く。甘いような先輩の匂いが少しだけ届き、あの時のことを思い出してしまう。
 外はねの金髪で、少し伸びたショートカット。それが頬にあたりくすぐったい。

「ほら止まってるよ」

 わかっててやっている。
 ちらりと先輩を横目で見る。会社の服飾規定はスーツ姿なのだが、彼女の豊満な胸のサイズを程よく強調するボディーラインに沿ったYシャツに目が止まる。綺麗な曲線を描く胸部。形が強引に変わっている程のサイズ感に僕は圧倒される。

「はやーくー」

「は、はい」

 カタカタと指を動かす。けどやはり、目線は、彼女のもとへ……。
 短いタイトスカートを好んで履くアリミさん。今日も例外なく灰色のタイトスカートを着用し、ストッキング越しの美脚が目に飛び込んでくる。お尻の形がはっきりするタイトスカートに、僕は思考を阻害される。

「つーか見すぎじゃない?」

「っ!」

 僕は圧倒的集中力で一気に目の前の仕事を終わらせた。名前を付けて保存、バックアップ、最速で画面を閉じ、パソコンの電源を落とした。

「おー、はやいはやい。やればできるじゃん」

「ぜーぜー」

 息が切れる。残業のしんどさもあるけど、隣の人が心臓に悪いせいだ。
 でもこんなひどい残業でも、なんとか仕事を続けているのはこんな綺麗な人と一緒に仕事をできるからっていうのもある。

 嘘だ。本当の本音は……先輩との……。

「か、帰りますか?」

「終電ないけど?」

「ですよね。タクシーを……」

「えー、いや、ないでしょ」

「いや呼べば来てくれると……」

「そうじゃなくて、こんだけストレス溜まってるのに、発散せず帰るのって無いでしょ?」

 そう、アリミさんとの秘密の関係のお陰で僕は仕事を続けている。
 彼女は溜まったストレスを、僕とのある行為によって解消するのだ。もちろん仕事終わりのこの時間から。

「するでしょ?もちろん。つーかしよ?もう限界」

 ニヤリと笑う先輩の言葉に逆らえない。

 僕と彼女は会社でセックスをするいびつな関係だ。

2

「あーあ。もうこんなにしてるじゃん」

 仮眠室のソファーに腰掛けた僕を、アリミさんは見下ろすように立っている。人間、生命の危機があると子孫を作るための本能が発揮されるというが、残業後の疲れのためか、容赦なく下半身は勃起していた。

「どうしてあげようかなー」

 にひひと笑うアリミさん。いたずらな笑顔が彼女に良く似合う。

「いつもの、お願いしていいですか?」

 僕は彼女の胸を見ながらそう言った。

「好きだねー、ふふふ」

 アリミさんはYシャツ越しに自分の胸に触れる。むにゅむにゅと柔らかそうに形を変える様子からすでに下着は着けていないようだ。

「残業中に着けてられないのよ。どうせあんたしかいないし、見られて困ることもないし……ね」

 彼女は下乳の場所、みぞおちあたりのシャツのボタンをはずした。そこから柔肌を思わせる白い肌が四角い面積分だけ露出される。そして、そのまま僕の下半身もズボンのチャックを開け、かたくなったアレを取り出した。

「着衣パイズリとかちょっとマニアックだよね。つーかスーツの女の子が好きなんでしょ?」

「そ、その通り……あたりです……」

「今度、君のAVコレクション見せてもらおっ。あ、今は動画の時代か。ダウンロード履歴だね」

 すみません。アリミさん。巨乳女上司にいじめられるものばかりです。

「じゃあ滑りよくしてっと」

 手にローションをたらし(この仮眠室にアリミさんが隠して常備している)少し馴染ませた後僕のモノ塗りつけた。すでにその刺激で射精しそうになるが我慢だ。

「めっちゃ期待してる顔してるー。ふふふ」

 アリミさんは胸の谷間あたりまで、シャツのボタンを外し、ソコにローションを流していく。深い谷間にゆっくりと粘性の液体が流れ込んでいく。

「じゃあ胸で食べちゃうね……」

 カチカチに勃起した僕のモノを片手で固定し、そのままボタンを開けた下乳のところへ挿入する。

「あっつい……。ていうかすごっ。胸の肉、押し退けてくるじゃん」

「うあ……」

 ゆっくりと僕のモノは彼女の胸に埋まっていく。シャツでギュッと締め付けられて、強調されている胸の谷間。ソコにズブズブと沈んでいく。

「ビクビクしてる。すごい動いてるよ」

 我慢してるから……なんて言おうものなのなら、彼女はとても楽しそうな顔で僕をいじめるだろう。だから僕は何も言わなかった……けれど。

「我慢してんのばればれたからねー、あは」

 そう言うとアリミさんは胸をむにゅむにゅと動かし始める。あぁ、だめだ。
 ローションでぬるぬるになった胸の谷間。そこはすでに腟内の粘膜以上に精液を搾り取るための形になっていた。柔らかい胸の肉がギュッと僕の硬直したモノを締め付けながら上下する。

「あ……ぐ……」

「ふふ」

 僕が声を漏らす度に少しSっ気のある表情でこちらを見るアリミさん。それがまた……たまらない。
 今まで見てきたAVなんて、凌駕する体験だ。

「アリミさん……もう……」

「すぐイッちゃう?大好きだもんね。あんた」

 そりゃこんな美人な先輩にいじめられながらパイズリされたら、即射精しそうになる。いやしそうになるというか、もうしたいレベル。今すぐしたい。

「出そうでしょ?」

「……いや、まだまだ……」

「我慢しなくてイーヨー、ふふ。射精する直前の反応してるし」

 ばればれだ。それを見越してかアリミさんは少し激しく、パイズリで責めてくる。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響く。

「アリミさんっ、もうっ!」

「ほら、出してっ」

 僕は我慢なんて出来るはずなく、情けないぐらいあっさりとその射精感に身を任せた。

「きゃっ」

 ビュルんと、音を立てそうなくらい激しく噴き出した精液。それはアリミさんの顔のあたりまで飛び散り、どくどくと脈打っている。

「すっご。めっちゃ出てる」

「はぁはぁ……」

 アリミさんが驚くほど、たくさんの精液が吐き出された。彼女の谷間は白濁に染まっている。

「気持ち良く出すのはいいけどさ。ちゃんと次、出来るんでしょうね?」

 いじわるくそう笑いかけた。

3

「まだ終わりじゃないでしょ?」

 そう言うと彼女は出したばかりで、少しかたさを失ったモノをしごき始めた。僕の好みを熟知した動き。すぐに復活してしまう。
 ソファーに寝そべる僕の足の上に乗り、まだ残っているローションと精液のヌメりでクチュクチュと音をならしながらしごいてくる。

「さすが絶倫君。やっぱり私、君のこと好きだなー。こんなに回復早い男の子、会ったこと無いもん」

 褒められて嬉しい感情と、アリミさんの経験豊富なマウントに少し傷つく。

「ほらつけてあげる。ちゃんとかたくしといてね」

 いつの間にか取り出したコンドームを慣れた手付きでさっと装着し、彼女は臨戦態勢。

「悪いけどもう我慢できないから……あっ」

 腰をグラインドさせ、彼女のぬるぬるとした陰部に勃起したペニスを擦り付ける。所謂、素股と呼ばれる行為。

「あは、すご……かたくなってるのわかるんだけど!」

 他に誰もいない社内の仮眠室。そこに彼女の声が反響する。

「あーむり、我慢できない。もう入れるから。すぐ出してもいいけど私が満足するまでやめないからね」

「う、はい……」

 そう答える前に……。

「あぁっ!」

 彼女の淫らな声が響いた。同時に下半身が生暖かい感覚に包まれる。

「あ……ああっ!やば……軽くっ、いくっ」

 ただ挿入しただけなのに、アリミさんは僕の上でビクビクと痙攣し始める。それほど性欲が高まっていたのだろうか。

「あー無理っ、あっ……う、動くからね、動いてマジイキするからっ」

「アリミさん、僕……」

 彼女はすぐさま、激しく上下に体を動かし始める。
 きゅうきゅうと下半身は締め付けられ、ぬるぬるした感触が棒全体を刺激する。

「こんな……あっ、軽くイクぐらいじゃ……んん!満足……できないからっ」

「……くぅ、だめです。僕、そんなに激しく……っ」

「耐えてっ!んっ!今の硬さが最高なのっ!あっ!この硬さを維持してっ」

 そうはいっても彼女は自身の快楽に溺れるために全く手加減なんてしてくれない。これじゃあ我慢どころか……。

「私がイクまでっ!んんっ!絶対射精しないでっ!あんっ!もしそんなことしたらっ!もうなにもしてあげない!」

「……はいっ」

 射精禁止、射精禁止、射精禁止!
 そう頭の中で必死に反芻する。
 だけど彼女はそんな僕のことを嘲笑うかのように、妖艶に腰を振り続ける。打ち付けるように激しく動く騎乗位。パンパンと激しく音は響き、その音に合わせて彼女の声も響く。
 目の前の胸が動きに合わせて激しく揺れ、それもまた射精を促す要因となる。

「あっ!んんっ!くるっ!もうっ……んん!」

 僕は今までの経験上、彼女が好みであると判断した『場所』に腰を移動させる。お腹側の膣奥。彼女は高まってくるとソコを突くと激しい声を出してよがるのだ。

「あーっ!ソコっ!もっと!もっと硬いの!硬いの当ててっ!」

 限界を越えそうになる。でも僕は必死に……耐えてっ。

「イクっ!イッちゃう!!もっと、もっと硬くっ!!」

 射精限界、すでに僕の下半身は興奮でガチガチになっている。
 アリミさんはより激しく上下にピストンを繰り返す。血走った目が彼女の快感を思い起こさせるようだ。でも……もう僕は……。

「アリミさんっ!ごめんなさいっ!出るっ!」

 僕は限界を迎えた。でもそれと同時に。

「あっ!すっごっ……ぉ……いっ!一番……っ!硬く……っ、当たってるっ!!無理っ!イクっ!!イッ……くうぅ!!!!」

 同時に果てた。どくどくと射精するタイミングに合わせて彼女も僕の上で体を震わせている。

「あ……っ、すご……っ、い……っ、あは……っ」

 はぁはぁと息が切れるなか、彼女は快楽をむさぼるように腰を動かしている。こうなったら彼女は止まらない。搾り尽くすまで今日は寝られないだろう。

 明日の仕事大丈夫だろうか……。

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